私のZは元々AT車です。ATとMTではエンジンの仕様が若干違います。 AT仕様の方が低速重視でMT仕様は高回転向きです。 MTに載せ替えてあるATエンジンにMT用ノーマルコンピュータを取り付けてテストしてみました
助手席の足下からコンピュータを外します。 取り外し方はマルチチェッカー取り付けを 見て下さい。
黄色く囲んである部分がROMです。 ノーマルROMはこんな感じで基板に直付けです。 AT用コンピュータはROMを書き換えてあるためソケットに取り替えてあります。 測定はマルチチェッカーを使い、ブーストはHKSのEVC-IIでコントロールします 測定結果 項目 単位 MT AT ブースト kg/cm2 アイドル 0.60 0.75 アイドル 0.60 0.75 負圧 mmhg -470 — — -480 — — エアフロー使用率 % 0.8 54.7 59.2 1.0 56.5 62.0 点火時期 deg 16 — — 26 — — パワー ps 0.3 237.1 261.0 0.6 255.0 288.0 トルク kgm 0.3 35.2 37.4 0.3 35.2 37.8 A/F 13.8 8.0 8.0 14.4 8.0 8.0 回転数 rpm 750 6665 6665 860 6648 6665 インジェクター開弁率 % 1.3 73.8 83.7 1.5 78.2 87.7 結果はかなり違いました。 MT用はノーマルでAT用はROM書き換えてあるので単純な比較は出来ませんがMT用のブースト0.6では237psとカタログスペックよりかなり低い数 字になっています。(–;) AT用ではパワー以上に低速域のトルク感が違います。
※マルチチェッカーは燃料消費量からパワーを計算しています。シャシーダイナモにかけて補正しないと正確なデータが取れない可能性があります。 相対的な比較結果としたあくまでも参考資料としてご覧下さい。 元のAT用コンピュータに戻す際、マインズのステッカー貼っておきました(オイ!(^^;))
これで5psアップかな。 . . . → 続きを見る: MT用コンピュータをつけてみた