実は私のZ、徐々にブレーキフルードが減っていました。 ブレーキフルードが減ってくると警告灯が点きます (サイドブレーキ引いた時しか点かないと思っている人がたまにいるので念のため書いておきます) 普通はブレーキマスターシリンダーからの漏れるパターンです 中のゴムが劣化してきて漏れるんですね で、部品を用意して交換です
ボンネットを開けると・・・・・ ほら、漏れた跡があるでしょ!? ブレーキフルードセンサーのコネクターを外してブレーキラインも外します この時は必ずフレアーナットレンチを使いましょう 普通のスパナじゃなめる可能性大です マスターシリンダーは2個のナットで止まっています 狭いZ32のエンジンルームの中では比較的作業がしやすい場所です 外したマスターシリンダーです ブレーキフルードまみれになるのでウエス(ボロきれ)は必須です 外したついでに漏れ跡などを綺麗にしましょう コネクター部分も綺麗にします。接触不良の原因になりますからね インナーキットはキャップ状のもので押さえられています キャップの爪を起こすと簡単に抜けます 交換用のインナーキットです 今回は日産純正じゃなくて社外品です 定価(6300円)は同じですが仕切りが違うので純正より安いです
※Z32のブレーキマスターシリンダーにはトキコ製とナブコ製があります 部品を注文する時は先に確認してから注文します シリンダー本体に刻印があります 新しいインナーを入れてドライバー等で押さえつつ、キャップをします キャップの爪を折り曲げてロックします さて、ここまでやったらあとは元通りに組み付けてエア抜きをして終了です ABS無車は、左後−>右前−>右後−>左前 ABS有車は、左後−>右後−>左前−>右前−>ABSユニット ABS有車はバッテリーの端子を外してエア抜きするように整備書には書いてあります ABSユニットは2シーターは運転席のすぐ後ろ、2/2は運転席側のトランク付近にあります ABSユニットには2箇所エア抜きするところがあるので 車両内側−>車両外側の順でやります さて、ここまですれば普通は終了ですが・・・・・
エア抜きしてもブレーキペダルが完全には堅くならない・・・(~_~;)
すこーしずつ漏れてる感じがします さらによーく調べてみるとマスターから出ているパイプ付近から漏れているのを発見! ここまで調べるのが大変でした
リフトで上げて下から見たりまた下ろして上から覗いたり何回も繰り返しました タービンへのオイルホースと擦れて穴が空いていたのでした(–;)
純正のオイルラインなら擦れることはないはずですが、TD04タービンに換えて10数年 メッシュホースで少しずつヤスリのように削られていたようです すぐに日産部品へ問い合わせるとなんと!メーカー欠品だそうです
そっこーで解体屋へ行ってZ32から取り外して交換しました
擦れる場所にはΦ10mm位のゴムホースを巻きました
再度、マスターシリンダーを元に戻しエア抜きをして無事復活しました
長かったー . . . → 続きを見る: ブレーキマスターシリンダー インナーキット交換