ビリオンVFC-MAX取り付け

これからの季節、フェアレディZには辛い季節です。
Z32はデザイン優先のためエンジンルームが犠牲になって熱がこもってしまいます。

トラブルを未然に防ぐために健康管理は欠かせません
今までは後 付の水温センサーを利用した水温計を付けていましたが今回は純正の水温センサーを利用するビリオンVFC-MAXを取り付けてみました
水温の他に電圧が標準で表示される他、電動ファンを任意の温度で動作させることが出来ます。
さらにZ32(ターボ)の場合は高速、低速の2段階で動作させることが可能で す
(ごく初期型以外はファンリレーが必要になります)
NAは切り替え無しの一定速です。

オプションのセンサーを2つまで追加できます
水温+油温+吸気温って組み合わせも出来るんですよ
これは凄い!!

今日の食材メーター本体(約φ60)
配線
写ってないけど取説

某中古パーツ屋で15,750円(税込)でゲット
ヤフオクより安いぞ!

純正水温センサーを使うのでECUを取り出します

手順はマ ルチチェッカー取り付けを見てね

接続完了して取りあえず動作確認

77度が水温、13.9が電圧です
以前から取り付けている水温計と温度を比較してみると差は1,2度程度でした

センサーの取り付け位置が違うことを考えれば純正の水温センサーはほぼ正確ということでしょう
いい加減なのは純正の水温計と言うことになります

VG30DETTの配線図はこちら

VG30DEの配線図はこちら

イルミがついた状態はこんな感じです

電源を入れた時の光方がまたいいんですよ!

どの位にセットすればいいのかわからないので取りあえず低速を80度、高速を85度でセッ トしてみました。
さらに開始温度よりどれだけ温度が下がった時にファンを停止させるかの設定も可能です
これもわからないので2度にしてみました
つまり80度でファンが低速で回転し始め78度まで下がった時にファンは停止するということになります
高速の場合は85度で回り始め83度まで下がった時に停止します
これは1〜8度の間で設定が可能です

ごく初期型以外は高速側のリレーが(騒音のため?)廃止されているのでリレーを追加しないと2段階での動作ができません

回路図は↑のようになっているんだけど注意書きが!!
Z32型系車のVG30DETTエンジン搭載車のラジエーター(又は補助電動)ファンリレー2 を騒音低減のため廃止した。
ラジエターファンコントロールは、ラジエーターファンリレー2を取り外したシステムとなり、ラジエーターファンリレー1のみとなる

ラジエーター(又は補助電動)ファンリレー2廃止の車台打刻実施番号
CZ32-500396〜
GCZ32-501305〜

低速側と同じリレーを手に入れてラジエターファンリレー2の位置に取り付けてやればOKです

このリレーボックスはエンジンルーム内にあります

これからの季節、温度管理は重要です
特にターボの場合は発熱が凄いのでしっかりチェックしましょう

※この記事は2005年に書いたものを再編集したものです